21~30号(1976~1985年)
30号/宗教判例の研究2 1984年(昭和59年)12月1日
著者 | 表題 | 頁 | |
善家 幸敏 | はしがき | ||
黒田 喜重 | 判例研究 | 〔一〕カトリック修道会神父貸金債権事件 | 1~8 |
山野 嘉朗 | 判例研究 | 〔二〕大雲寺責任役員会決議不存在事件 | 9~29 |
中谷 光隆 | 判例研究 | 〔三〕八幡神社氏子・神社管理経営関与事件 | 31~42 |
芦川 豊彦 | 判例研究 | 〔四〕種徳寺代表役員選任事件 | 43~77 |
伊藤 英樹 | 判例研究 | 〔五〕個人墓地・居住地受忍限度事件 | 79~96 |
渡邉 綱吉 | 判例研究 | 〔六〕創価学会板まんだら事件 | 97~112 |
利光 大一 | 判例研究 | 〔七〕箕面忠魂碑訴訟事件 | 113~126 |
廣瀬 隆司 | 判例研究 | 〔八〕相国寺旧境内地内建物収去土地明渡事件 | 127~164 |
中野 昌治 | 判例研究 | 〔九〕殉職自衛官合祀拒否事件 | 165~196 |
若原 茂 | 判例研究 | 〔一〇〕日本基督教会特定教会関係廃止事件 | 197~217 |
高木 敬一 | 判例研究 | 〔一一〕東寺・塔頭寺院土地建物帰属事件 | 219~239 |
原田 保 | 判例研究 | 〔一二〕霊感治療仮装による準強姦事件 | 241~259 |
附録 | 宗教法人法 | 261~284 | |
判例一覧 |
29号/未刊
28号/寺社をめぐる刑事判例 下級審篇
1981年(昭和56年)3月31日
共編 | 表題 | 頁 | |
田口 守一 | はしがき | ||
原田 保 | 高等裁判所 | 〔一〕念仏講講員による仏具領得 | 1~4 |
〔二〕墳墓発掘罪における墳墓の意義 | 4~5 | ||
〔三〕死体放置による死体遺棄 | 6~7 | ||
〔四〕死体から脱落した金歯の財物性 | 7~12 | ||
〔五〕寺院仏具としての刀剣所持の違法性 | 12~15 | ||
〔六〕礼拝所不敬罪における不敬行為の意義 | 15~20 | ||
〔七〕死体遺棄罪の保護法益 | 20~21 | ||
〔八〕法人格なき神社の賽銭に対する所有と占有 | 21~22 | ||
〔九〕共同墓地内での土地争い | 22~24 | ||
〔一〇〕神のお告げと称する恐喝行為 | 24~26 | ||
〔一一〕寺院秘仏の写真の猥褻性 | 27~34 | ||
〔一二〕キリスト者としての内省を経た自白であるから任意性があり信用できるとされた事例 | 34~70 | ||
〔一三〕施設外無許可火葬の擬律 | 70~71 | ||
〔一四〕業務たる加持祈禱の結果として人を死に致した場合の擬律 | 72~81 | ||
〔一五〕死体遺棄罪における死体の意義 | 81~88 | ||
〔一六〕大主教における預り金 | 88~96 | ||
〔一七〕寺院内における窃盗 | 96~99 | ||
〔一八〕「罰があたる」との発言による選挙妨害 | 99~102 | ||
〔一九〕死体葬祭義務の根拠と内容 | 102~124 | ||
〔二〇〕火災を防止すべき寺院職員の注意義務 | 124~154 | ||
〔二一〕死者に占有があるとされた事例 | 154~159 | ||
〔二二〕墓地、埋葬等に関する法律における墓地の意義 | 159~166 | ||
〔二三〕宗教書を読んで死を決意し、死刑判決に対する控訴を取下げた事例 | 166~171 | ||
〔二四〕僧侶による傷害致死 | 171~174 | ||
〔二五〕宣教師による傷害致死 | 174~182 | ||
〔二六〕僧侶の寺院財産処分権限 | 183~200 | ||
〔二七〕比叡山延暦寺大講堂放火事件 | 200~289 | ||
〔二八〕墓地外での死体埋葬 | 290~294 | ||
〔二九〕創価学会員による選挙妨害 | 294~299 | ||
〔三〇〕神社の内紛 | 299~305 | ||
〔三一〕加持祈禱における有形力行使の違法性 | 305~309 | ||
〔三二〕創価学会員夫婦の破綻 | 309~311 | ||
〔三三〕元天理教修養科生の犯罪 | 312~314 | ||
〔三四〕僧侶による傷害 | 314~320 | ||
〔三五〕被害者の亡霊に悩まされて自首した事例 | 320~324 | ||
〔三六〕祈禱師による強姦 | 324~327 | ||
〔三七〕創価学会下部組織の内紛 | 327~350 | ||
〔三八〕死体遺棄罪における遺棄の意義 | 350~366 | ||
〔三九〕僧侶の交通違反 | 367~371 | ||
〔四〇〕創価学会員から殺されるとの妄想下における殺人 | 371~374 | ||
〔四一〕元巫女による傷害致死 | 374~377 | ||
〔四二〕牧師の牧会権 | 377~387 | ||
判例索引 |
26号/寺社をめぐる刑事判例 追補
1980年(昭和55年)9月30日
共編 | 表題 | 頁 | |
田口 守一 | はしがき | ||
原田 保 | 判例 | 〔一〕宗教活動のための募金行為が詐欺罪に問われた事例 | 1~29 |
判例 | 〔二〕参拝者の混雑による死傷を防止すべき神社職員の注意義務 | 30~131 | |
判例 | 〔三〕宗教的結合をなしていた会社の破綻 | 132~151 | |
判例 | 〔四〕礼拝所不敬罪における公然性の意義 | 151~157 | |
判例 | 〔五〕香典に仮託した投票買収行為 | 157~174 | |
判例 | 〔六〕信仰上の知人のための事務処理が弁護士法違反とされた事例 | 174~214 | |
判例 | 〔七〕法要のために寄進を求める行為が条例違反とされた事例 | 214~238 | |
判例 | 〔八〕仏閣建設資金調達のための寺院の土地売却が無免許取引罪に問われた事例 | 238~251 | |
判例 | 〔九〕大本教および天理教における選挙違反 | 251~287 | |
判例索引 |
25号/宗教判例の研究 1979年(昭和54年)8月31日
共編 | 表題 | 頁 | |
善家 幸敏 | はしがき | ||
若原 茂 | 判例研究 | 〔一〕靖国神社国家護持請求事件 | 1~13 |
湯浅 道男 | 判例研究 | 〔二〕富士山頂(浅間神社)事件 | 15~44 |
黒田 喜重 | 判例研究 | 〔三〕園城寺・本寿院間本堂帰属事件 | 45~59 |
田口 守一 | 判例研究 | 〔四〕教会牧師犯人蔵匿事件 | 61~82 |
渡辺 綱吉 | 判例研究 | 〔五〕創価学会板まんだら事件 | 83~96 |
芦川 豊彦 | 判例研究 | 〔六〕本門寺代表役員選任事件 | 97~119 |
廣瀬 隆司 | 判例研究 | 〔七〕近松別院輪番懲戒処分事件 | 121~138 |
中野 昌治 | 判例研究 | 〔八〕津地鎮祭違憲訴訟事件 | 139~153 |
石山 卓磨 | 判例研究 | 〔九〕大雲寺責任役員会決議不存在事件 | 155~170 |
宇佐見 大司 | 判例研究 | 〔一〇〕日光東照宮・輪王寺間七堂塔所有権確認事件 | 171~201 |
附録 | 宗教法人法 | 203~226 |
24号 未刊
23号/寺社をめぐる民事判例 下級審諸法篇
1978年(昭和53年)3月31日
共編 | 表題 | 頁 |
浪川 正己 芦川 豊彦 若原 茂 廣瀬 隆司 樋口 徹 |
〔一〕人的実体消滅後清算手続未了の間における寺院財産の帰属(土地建物所有権移転登記手続請求事件) | 1~5 |
〔二〕寺院の所属宗教の変更と檀信徒の総意の要否(登記無効確認等請求事件) | 6 | |
〔三〕宗派主管者の承認または不承認の意思表示がない場合における宗教法人令第一一条第一項の行為の効力および宗派主管者承認の時期(建物収去土地明渡請求事件) | 7~27 | |
〔四〕不動産賃貸値における宗教法人の総代の同意と所属宗派主管者の承認(建物収去土地明渡等請求事件) | 28~39 | |
〔五〕宗教法人令一一条の要件を欠く賃貸借契約の効力(建物収去土地明渡請求事件) | 40~60 | |
〔六〕宗教法人令第一一条により無効であつた賃貸借契約が宗教法人法施行後も継続している場合の法律関係(建物収去土地明渡請求控訴事件) | 60~65 | |
〔七〕宗教法人令第一一条により無効であった賃貸借契約が宗教法人法施行後も継続している場合の法律関係(建物収去土地明渡等請求、同附帯控訴事件) | 65~75 | |
〔八〕宗教法人の解散とその残余財産の帰属(建物収去土地明渡請求控訴事件) | 75~81 | |
〔九〕宗教団体の法人格と神職としての土地占有形態(損害金請求上告事件) | 81~85 | |
〔一〇〕寺院が自派の典礼施行を拒む墳墓所有者の埋葬蔵の依頼を拒否することの可否(墳墓地妨害排除請求事件) | 85~86 | |
〔一一〕境内寺院における本堂庫裡等の所有権の帰属(家屋所有権確認等請求控訴事件) | 86~118 | |
〔一二〕宗教法人法による包括法人がなした被包括法人の代表役員解任の効力(地位保全仮処分申請事件) | 119~139 | |
〔一三〕宗教法人法による包括法人がなした被包括法人の代表役員解任の効力(代表役員等地位保全仮処分命令申請事件) | 140~180 | |
〔一四〕宗教法人法二三条違反による財産処分の効力(仮処分異議事件) | 180~185 | |
〔一五〕寺院檀徒であることの確認を求める法律上の利益(離檀処分取消請求事件) | 185~196 | |
〔一六〕宗教法人法二三条違反の財産処分と当該宗教法人の信者の原告適格(所有権移転登記抹消登記手続請求事件) | 196~201 | |
〔一七〕宗教法人法二三条違反の財産処分と同法二四条但書の適用(仏像引渡等請求事件) | 201~207 | |
〔一八〕宗教法人の旧役員と役員変更登記申請受理処分の取消を求める法律上の利益(裁決取消等請求控訴事件) | 207~217 | |
〔一九〕宗教法人法八一条にいう利害関係の範囲(宗教法人解散命令申請事件についてされた申立却下決定に対する即時抗告申立事件) | 217~223 | |
〔二〇〕宗教法人法第八五条の法意(地位不存在確認等請求事件) | 223 | |
〔二一〕宗教法人法第八五条の法意(ほんみち主宰者の地位確認請求事件) | 224 | |
〔二二〕寺院の檀徒総代の同意なくしてなされた無効行為と檀徒総代の当事者適格(土地所有権移転登記抹消登記手続等請求事件) | 225~229 | |
〔二三〕被包括関係廃止の効力発生時期(占有保全、寺院主管者登記回復等請求事件) | 229~238 | |
〔二四〕宗派解消決議後の住職罷免とその効力(住職罷免無効確認等請求訴訟事件) | 238~251 | |
〔二五〕寺院の主管者に対する退職処分と誓約書(寺院主管者地位確認等請求事件) | 251~256 | |
〔二六〕宗教団体の選挙についての異議手続と訴の提起(日蓮宗管長選挙無効、同管長当選無効、宗務総長選任無効確認請求事件) | 256~270 | |
〔二七〕住職の選任方法と条理(代表役員地位確認等請求事件) | 270~282 | |
〔二八〕神社庁に対して負担する初穂料支払義務の履行請求と憲法違反の有無(略本暦代金等請求控訴並びに同附帯控訴事件) | 282 | |
〔二九〕名の変更と信教の自由(名の変更許可申立抗告事件) | 282~283 | |
〔三〇〕僧籍者と改名制度(改名許可申立事件) | 283~285 | |
〔三一〕住職の氏の変更と戸籍法一〇七条一項(氏の変更許可申立事件) | 285~287 | |
〔三二〕借地法施行以前に設定された地上権設定契約と建物の種類(建物収去土地明渡等請求事件) | 287~295 | |
〔三三〕寺院墓地と地上権に関する法律一条(墳墓地明渡請求事件) | 296~303 | |
〔三四〕法人格取得前の借地上の建物と建物保護法一条(建物収去土地明渡請求控訴事件) | 303~306 | |
〔三五〕会社の宗教行事と社員の信教の自由(仮の地位を定める仮処分命令申請事件) | 307 | |
判例索引 |
22号/寺社をめぐる民事判例 下級審民事篇
1977年(昭和52年)3月31日
共編 | 表題 | 頁 |
浪川 正己 芦川 豊彦 若原 茂 廣瀬 隆司 樋口 徹 |
はしがき | |
〔一〕神社(本社)から独立して法人格を取得した末社に対する土地明渡請求と権利の濫用(建物収去土地明渡請求事件) | 1~10 | |
〔ニ〕地縁的な民俗信仰を基盤とする水神の法主体性(土地所有権移転登記手続請求事件) | 10~18 | |
〔三〕宗教団体の下部組織のその団体からの離脱と信教の自由(家屋明渡等請求控訴事件) | 19 | |
〔四〕日光東照宮・輪王寺間七堂塔訴訟(建物所有権確認等請求控訴事件) | 20~196 | |
〔五〕民法施行前の寺院の法的性質、寺院と住職との関係(山林所有権確認並に山林所有権移転登記抹消登記) | 196~220 | |
〔六〕仏壇の生前処分の効力(仏壇引渡請求事件) | 220~226 | |
〔七〕境内地門前の土地についての通行地役権(通行地役権等確認請求事件) | 226~236 | |
〔八〕寺院所有地の時効取得(土地明渡等本訴請求事件 反訴請求事件) | 236~248 | |
〔九〕史書に基づき発掘された物の所有権の帰属(燼余八咫の鏡所有権確認等請求、当事者参加事件) | 248~261 | |
〔一〇〕墓地使用権の性質(墓碑撤去並びに損害賠償等請求事件) | 261~266 | |
〔一一〕社寺領上知令の施行による上地(所有権確認等請求事件) | 266~298 | |
〔一二〕神社境内地における無断営業行為と所有権の侵害(所有権侵害排除請求控訴事件) | 298~311 | |
〔一三〕墓所として使用するための土地の使用賃貸借契約と民法第五九九条(墓石収去土地明渡等請求控訴事件) | 311~322 | |
〔一四〕太政官布告および教部省達に違反する寺有地の賃貸借契約の効力(物件収去土地明渡請求事件) | 322~338 | |
〔一五〕住職の専断的な寺有土地の短期賃貸借と借地法の適用(借地権確認建物収去土地明渡請求控訴事件) | 338~347 | |
〔一六〕宗教法人の役員解任(仮処分申請事件) | 347~357 | |
〔一七〕宗教法人の役員による偽造手形の発行と使用者たる法人の賠償責任(約束手形金請求事件) | 357~368 | |
〔一八〕宗教上の事由でした婚約破棄と信仰の自由(損害賠償請求事件) | 368~369 | |
〔一九〕信仰を主たる理由とする婚姻予約の破棄と信仰の自由(損害賠償請求事件) | 369 | |
〔二〇〕宗教団体への強引な入信折伏活動と離婚原因(離婚等請求事件) | 369~373 | |
〔二一〕祭具等の承継者の決定(祭具等権利承継者指定申立事件) | 373~376 | |
〔二二〕事実上の配偶者と祭祀の主宰者(各権利の承継者の指定家事審判申請併合事件) | 376~380 | |
〔二三〕遺言により祭祀主宰者に指定された者と葬式費用の負担義務(負担附遺贈遺言の取消申立却下の審判に対する即時抗告事件) | 380~382 | |
〔二四〕遺産分割の審判に対する対抗要件(遺産分割の審判に対する抗告事件) | 382~401 | |
〔二五〕宗教法人の特別縁故者への相続財産分与(相続財産処分事件) | 401~405 | |
〔二六〕権利能力なき社団の相続財産の取得(相続財産処分審判事件) | 405~407 | |
〔二七〕宗教団体における内部機関の当事者能力の有無(解職行為取消等控訴事件) | 407~421 | |
〔二八〕新たな宗教法人となつた場合と旧寺に対する所属宗派の変更および主管者の変更登記のまつ消登記手続請求訴訟の帰すう等(宗教法人登記無効確認並びに抹消登記手続請求控訴事件) | 421~440 | |
〔二九〕信者における役員の地位を争う法律上の利益の有無等(責任役員職務執行停止仮処分申請事件) | 440~450 | |
〔三〇〕寄付金返還請求の訴と裁判所の審判権の有無(寄付金返還請求控訴事件) | 450~464 | |
〔三一〕名誉信用を侵害するおそれのある図書の発売禁止(図書発行等禁止処分申請事件) | 465~467 | |
〔三二〕麓鐘の音響による騒音と生活の妨害(騒音による妨害禁止の仮処分申請事件) | 467~474 | |
〔三三〕附近住民の生命、身体に対する侵害発生のおそれと火葬場の建設、使用、操業の時限禁止(仮処分申請事件) | 474~478 | |
判例索引 |
21号/寺社をめぐる民事判例 追補(下)
1976年(昭和51年)11月30日
共編 | 表題 | 頁 |
浪川 正己 芦川 豊彦 宇佐見 大司 廣瀬 隆司 |
〔六〕宗教法人の役員の地位の確認の訴えと確認の利益(責任役員等確認請求事件) | 117~156 |
〔七〕寺院境内地についての土地賃借権の時効取得(建物収去等請求事件) | 156~174 | |
〔八〕重大な過失ある相手方または第三者と宗教法人法二四条但書(土地所有権移転登記抹消登記手続請求事件) | 174~197 | |
〔九〕宗教法人法二四条但書にいう善意の相手方または第三者の許容範囲(占有妨害排除請求本訴並びに建物収去土地明渡請求反訴事件) | 197~217 | |
〔一〇〕文化財保護法所定の手続違反と有償譲渡の効力(仏像引渡等請求事件) | 217~228 | |
判例索引 |