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飯野 賢一


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プロフィール

【氏名】飯野 賢一(いいの けんいち)
【職位】教授 
【専攻】憲法

出身大学・大学院 早稲田大学大学院 法学研究科 公法学専攻 博士後期課程 単位取得
取得学位 修士(法学)
研究分野 憲法学
研究テーマ フランスにおける代表制論および政教分離の研究
主要著書 〔共著〕
『プリマブック憲法(第2版)』(法律文化社、2005年)〔浦田賢治編〕
主要論文
  • 「社会統合と多様性の尊重との調整の模索―フランスのライシテ原則に関するスタジ委員会報告書の検討から―」愛知学院大学論叢法学研究49巻3号(2008年)
  • 「政教分離原則と信教の自由の対抗関係―あるいはその調整の方法―」愛知学院大学宗教法制研究所紀要48号(2007年)
  • 「内閣機能の強化を支える議論をめぐって」早稲田法学80巻3号(2005年)
主な担当科目 憲法入門/憲法II(人権)/専門演習I・II

自己紹介

憲法担当の飯野です。出身は山形県山形市、出身大学は早稲田大学です。法学部に入学した頃は、自分が大学で憲法を講義することになるとは夢にも思っていませんでした。読書好きだったため、大学1年のときに文学研究会というサークルに入り、まわりの人たちが司法試験の勉強をしているのを横目に、漱石・芥川・太宰の本を読んでいました(なぜ法学部に入ったのかという声が聞こえてきそうですが…)。こうした私が憲法の研究を志して教室で講義をしているわけですから、不思議なものです(とはいえ、私自身は法学の研究も文学の研究も大した違いはないと思っています)。

趣味は当然のことながら読書です。読書傾向は、学生の頃は純文学系が多かったのですが、最近ではミステリーやSFの方が多くなっています。それから海外ドラマ(とくにアメリカの法廷ドラマやSF・アクション、韓国のラヴ・ストーリーやコメディ)が好きです。さらにアニメやマンガも大好きなため、いくら時間があっても足りません。

学生のみなさんへ

「若いときの苦労は買ってでもしろ」と言われますが、苦労に限らず、経験はその人の財産になりますので、学生時代に色々な経験をしてもらいたいと思います。

ただ、実際に経験できることは限られていますから、それを補うためにも私は読書を薦めます。小説を読むのもいいですが、大学生なら岩波新書・中公新書などの新書を読むことにチャレンジしてください。新書を読むことは、その道の専門家があなた一人に対してあなたの都合のいい時間に特別に講義をしてくれるのと同じくらい贅沢なことなのではないでしょうか。

ゼミ紹介

基礎演習では、最初に、資料収集の方法、文献の読み方、報告の仕方など一通り説明した後、各自にテーマを決めてもらって報告してもらいます。法学の勉強を始めたばかりの人は、資料の集め方や判例の読み方、報告のまとめ方などで苦労するかもしれませんが、情報の収集と整理は、演習に限らず生活するうえで必要なことですから、マスターしてください。専門演習の方では、各自テーマを決めて発表してもらい、議論をする予定です。議論をするための準備を報告者以外の参加者にもやってきてもらうことにしています。