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黒野 葉子


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プロフィール

【氏名】黒野 葉子(くろの ようこ)
【職位】准教授
【専攻】商法
略歴 愛知県に生まれる
早稲田大学 法学部卒業
早稲田大学大学院 法学研究科 修士課程 修了
早稲田大学大学院 法学研究科 博士後期課程 単位取得満期退学
2004年4月:東北学院大学 法学部 専任講師
2009年4月:東北学院大学 法学部 准教授
2017年4月:愛知学院大学 法学部 准教授 (~現在)
出身大学・大学院 早稲田大学大学院 法学研究科 博士後期課程 単位取得満期退学
取得学位 修士(法学)
研究分野 会社法
研究テーマ 結合企業法制
主要著書 〔共著〕
  • 『新版基本問題セミナー1会社法』(成文堂、2005年)[酒巻俊雄、尾崎安央編]
  • 『レクチャー現代会社法』(法律文化社、2009年)[黒田清彦、菊地雄介、受川環大、松岡啓祐、横田尚昌、黒野葉子、吉行幾真]
  • 『レクチャー会社法』(法律文化社、2015年)[菊地雄介、草間秀樹、吉行幾真、菊田秀雄、黒野葉子、横田尚昌]
  • 『ロースクール演習会社法(第4版)』(法学書院、2015年)[中村信男、受川環大編]
  • 『会社法重要判例(第2版)』(成文堂、2016年)[酒巻俊雄、尾崎安央、川島いづみ、中村信男編]
主要論文
  • 「オーストラリアにおける子会社債務に対する親会社の責任(一)(二・完)― 子会社支払不能の場合を中心に」(早稲田大学大学院法研論集95号・96号)(2000年)
  • 「グループ構成会社取締役によるグループ利益追求行為と取締役の義務―オーストラリア法を中心に」(早稲田大学大学院法研論集99号)(2001年)
  • 「オーストラリア会社法における子会社債務に対する親会社の責任とその支配要件」(早稲田大学大学院法研論集104号)(2002年)
  • 「組織再編法制における規制緩和と公正性の確保」稲葉威雄・尾崎安央編『改正史から読み解く会社法の論点』(2008年)所収
  • 「上場子会社における少数株主の保護と金融商品取引法」ビジネス法務11巻1号(2011年)
主な担当科目 会社法Ⅰ(設立・株式等)A・B / 会社法Ⅱ(機関・組織再編等)A・B / 企業取引形態と法 / 企業取引決済と法 / 基礎演習Ⅰ・Ⅱ / 専門演習Ⅰ・Ⅱ

自己紹介

 生まれも育ちも愛知県で、大学進学のために東京に出るまではずっと愛知で暮らしていました。大学4年間、ちょっと一人暮らしを楽しむつもりで愛知を離れましたが、東京で長く学生生活を送り、その後、仙台の大学に赴任することとなり、気が付けば、東京→仙台とずいぶん長い間、地元を離れて過ごしてきました。仙台在住中は、東北各地を訪れ、さまざまな東北の文化や風習に触れることができました。また、東日本大震災の際には、人々の温かさにずいぶん助けられました。2017年度より本学に赴任することとなり、愛知学院大学のみなさんとの新たな出会いを楽しみに、地元愛知に戻ってきました。

講義紹介

 主として会社法にかかわる講義を担当しています。会社法は、「会社」という企業組織の「しくみ」について定める法律です。会社法という法律は、大抵は会社を経営した経験も、株主になった経験もないであろう大学生のみなさんにとっては、聞きなれない用語もたくさんあって、なかなかなじみにくいところがあるかもしれません。ですから、授業では、「なぜそのような制度になっているのか」ということを丁寧に説明しながら、また、ときにはいろいろな資料なども用いながら、みなさんに会社法の世界に少しでも興味をもってもらえるような講義を心がけたいと思っています。

ゼミ紹介

 基礎演習Iでは、まず、前半では、法学部でこれから法学を学ぶ上で必要不可欠な基礎知識や、ゼミ報告に必要な資料収集の方法、レジュメの作り方などを学びます。その上で、後半では、みなさんにゼミ報告を実践してもらいます。さまざまな社会問題をテーマとして取り上げ、ゼミ生同士のディスカッションを通じて、物事を多面的に見る力、異なる意見に耳を傾け理解する力、自分の考えを筋道を立てて説明する力などを少しずつ身につけていきます。
 基礎演習Ⅱでは、民事法判例の読み方について学習し、これから先、自分自身で判決文を読んだり、法的な文章を理解したりすることができるようになること、また、「法的な紛争の解決」とはどのようなことかを理解することを目指します。
 専門演習Ⅰ・Ⅱでは、春学期は、会社法に関する最近の裁判例を素材として、現在の経済社会において起きているさまざまな会社法上の問題について深く検討します。秋学期は、ゼミ生が主体となって、会社法に関するテーマ(株式会社を模擬設立する、企業買収など会社法に関連するニュースを読み解く、など)を設定し、協力し合って課題に取り組みます。
 私がゼミで最も重視することは、「ゼミに主体的に参加すること」です。あまり、かしこまらず、みなさんが、思っていること、感じたことを、自由に発言できる雰囲気を作っていきたいと考えています。