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村上 康司


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プロフィール

【氏名】村上 康司(むらかみ こうじ)
【職位】教授
【専攻】商法

略歴 1981年1月:福岡に生まれる
2004年3月:立命館大学 法学部 卒業
2006年4月:立命館大学大学院 法学研究科 博士課程前期課程 修了
2010年3月:立命館大学大学院 法学研究科 博士課程後期課程 修了
2010年4月:愛知学院大学 法学部 専任講師
2013年4月:愛知学院大学 法学部 准教授(~現在)
出身大学・大学院 立命館大学大学院 法学研究科 法学専攻 博士課程後期課程 修了
取得学位 博士(法学)
研究分野 会社法・企業買収
研究テーマ 企業買収における防衛策のあり方および取締役の賠償責任
主要著書 〔共著〕
『基礎クラス+α会社法』(法律文化社、2010年)〔竹濵修編〕
主要論文
  • 「MBOにおける取締役の善管注意義務に関する一考察」愛知学院大学論叢法学研究第54巻第1・2号(2013年)
  • 「株式買取請求権の『公正な価格』の算定とその基準時」愛知学院大学論叢法学研究第53巻第3・4号(2012年)
  • 「企業買収における取締役の賠償責任(1)(2)(3・完)」立命館法学2008年4号(320号)、2009年1号(323号)、2009年4号(326号)
  • 「The Bull-Dog Sauce Case(共)」Ritsumeikan Law Review 26(2009年)
  • 「Prohibition of Nireco Corporation's Issuance of Stock Purchase Warrants」Ritsumeikan Law Review 24(2007年)
主な担当科目 会社法II(機関・組織再編等)A・B/企業取引形態と法/特殊講義IX金融商品取引法/特殊講義XIII企業法特講/基礎演習I・II/専門演習I・II/外国書演習I・II

学生のみなさんへ

2010年度より、本学に赴任しました。大学生活は、それぞれの人生の中でも、とても楽しい時間になるだろうと思いますが、それだけに、気付けばあっという間に将来の選択に迫られることになります。大学生活で、勉学、サークル活動など、何か自分が打ち込めるものを見つけ、主体的に行動していってください。皆さんが、充実した大学生活を送り、成長していってくれれば幸いです。そして、皆さんとともに、私自身も成長していければと思っています。よろしくお願いします。

講義紹介

今年度は、講義では会社法II(機関・組織再編等)、企業取引形態と法、特殊講義IX金融商品取引法、特殊講義XIII企業法特講を担当しています。法律はもとより、ビジネスや経済に関心のある学生の、積極的な受講を期待しています。

会社法IIでは、企業経済社会を規律する法律の代表的なものである会社法について、知識を体系的に習得することを目指します。どのような法律上の制度があるのかを理解するとともに、なぜそのような制度が設けられているのかということにも焦点をあてていきたいと考えています。なぜだろうと考える姿勢で取り組んでほしいと思います。

企業取引形態と法は、現代企業をめぐるさまざまな取引形態を法的側面から分析し、理解を深めます。特殊講義IX金融商品取引法および特殊講義XIII企業法特講は、より先端的な領域を視野に入れて、これまでの学習との理論的関連性から更なる知識の習得を目指します。

ゼミ紹介

今年度担当する演習は、基礎演習I・II、専門演習I・II、外国書演習I・IIです。いずれも演習である以上、参加者それぞれが、ある程度の準備をして主体的に議論に参加してくれることを期待します。誰かにまかせっきりにすることは許されません。演習での活動は、多かれ少なかれ、皆さんが社会に出てから、どこかで役に立つはずです。グループでの活動を通じて社会性も身につけていってほしいと考えています。

基礎演習I(1年生配当)では、これから法律を学んでいくために最低限求められる能力を身につけることを目標とします。これから始まる4年間の法学部での勉強で、いきなりつまずいてしまうことのないように、基礎的なことを時間をかけてしっかりと確認してもらいます。演習ではさらに、判例・文献の探し方や集め方、読み方、議論の方法なども学んでもらうことになります。

基礎演習II(2年生配当)では、会社法を中心に、商法総則・商行為、手形法・小切手法などの分野における重要判例をピックアップし、商事法分野での法的な考え方に慣れることを目指します。より専門的な文献を入手し、報告に向けてきちんと整理することができる力を身につけてもらいます。それぞれが選択したテーマについて考え、レジュメにして報告したり、レポートを作成することになります。

専門演習I・II(3・4年生配当)では、主に会社法の事例の検討にあたって、これまで身につけてきた知識を、現実の問題に即して考え、活用していくことができることを目指します。扱うテーマの中には、依然として議論の一致が見られないものも含まれていますが、様々な考え方を持ち寄って議論を重ね、問題点や妥当な解決を探していきます。「よく学べ、そしてよく遊べ」をモットーに、通年という時間を大切にして、参加者相互の人間関係もぜひ深めてほしいと願っています。

外国書演習I・II(3・4年生配当)は、参加者の関心やスキルに合わせつつ、ビジネスに関するテーマを法的視点を中心として、外国語文献を読解していきます。1年を通じて、テーマに沿った文献を読み通すことから、各自が目標をしっかりと設定すること、そしてそれをやり遂げることが重要です。

ゼミの様子をもう少し知りたい場合は ↓ のリンク先をご覧ください。