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11月7日に、外交講座を開催し、外務省の三好あさぎ先生から中東情勢に関するご講演をいただきました。


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外交講座「最近の中東情勢と日本外交」(外務省、三好あさぎ氏)

11月7日に、外交講座を開催し、外務省の三好あさぎ先生から中東情勢に関するご講演をいただきました。

国際法IB(尋木先生)の授業の一環で、外務省中東アフリカ局中東第一課課長補佐の三好あさぎ先生にお越しいただき、「最近の中東情勢と日本外交」という演題でご講演いただきました。旧来のイスラエル・パレスチナ問題や近年のシリアやイランを取り巻く状況など、紛争の多い中東情勢について、わかりやすくご解説いただきました。

また、こうした諸問題に臨む日本の姿勢として、一貫した国際法遵守の立場や、ODAや難民支援を通じた関与、積極的な対話の促進などについてお話しいただきました。その後、学生からは多くの質問が投げかけられました。中東に関する情報収集や中国の関与、エルサレム帰属問題の解決方法といった外交スタンス等に関することから、中東を知る機会やシリア難民受入れなどの日本国内の課題に関することまで、多様な観点から質問がなされ、すべての質問に三好先生から丁寧にご回答いただきました。

外交講座を終えた後は、尋木ゼミの学生と座談会もご開催いただきました。よりフランクなかたちで、中東情勢に限らず、外交や海外情勢、海外旅行などについて意見が交わされました。また、尋木ゼミはモロッコへの合宿を検討しているため、モロッコの体験談などについても三好先生が教えてくださいました。
難しい問題もわかりやすく親身にお話しいただき、また外交実務に直接携わる外交官の方から生きた外交のお話を聞くことができ、外交や海外についてより身近に感じられる大変貴重な機会となりました。三好先生、本当にありがとうございました。