「J1グランプリ」(模擬条例発表会)を開催しました。
12月11日(金)、法学部3、4年の行政法ゼミ(小林明夫教授)で、「J1グランプリ」(模擬条例発表会)が開催されました。
この「J1グランプリ」は、本年度、小林ゼミで初めての企画として実施されたもので、ゼミ内の各グループが、特定の自治体を想定した「模擬条例」を立案し、優勝を競い合うものです。
この「J1グランプリ」は、本年度、小林ゼミで初めての企画として実施されたもので、ゼミ内の各グループが、特定の自治体を想定した「模擬条例」を立案し、優勝を競い合うものです。
今回は、審査員として、松岡由紀彦氏(名古屋市総務局職員部人材育成・コンプライアンス推進室長)、大畑敦美氏(岐阜市行政部行政課副主幹・弁護士)及び所俊邦氏(日進市総合政策部情報広報課課長補佐)という3名の経験豊富な自治体職員をお招きし、模擬条例に対する質疑と審査・講評を行っていただきました。
学生達は、春学期のオンラインでの発表テーマの選定に始まり、夏休み中のアンケートや実地調査など立法事実の調査を経て、秋学期から始まった対面ゼミでの条例案要綱(条例案の基本設計)の検討、条例案文の起草と説明用のパワーポイントの作成など、あらゆる過程で試行錯誤を重ねながら取り組んできました。
質疑応答や審査講評の場面では、条例の条文の先にある具体的な施策・事務事業をイメージすることが条例の実効性を左右することやそれを支える財政的な側面にも注意が必要であること、条例の定期的な見直しの根拠条項には4年(を超えない)というスパンが採用されることが多いのはなぜかといった点などについて、審査員から指摘や問いかけがなされ、学生達には、とても実り多いイベントとなりました。
優勝チームも、そして、惜しくも優勝を逃したチームも、お互いにこれまでの努力をねぎらい、称え合っていました。
コロナ禍の中でも明日を信じて、前向きに、できることをやっていく。そのことの重要性を一人ひとりが感じた有意義な「J1グランプリ」となりました。
コロナ禍の中でも明日を信じて、前向きに、できることをやっていく。そのことの重要性を一人ひとりが感じた有意義な「J1グランプリ」となりました。