2023年度卒業式が開催されました。 | NEWS&EVENTS

　2024年3月15日、温暖な晴天の下、2023年度の学位授与式が厳粛に執り行われました。

　まず、100周年記念講堂で、4学部合同の式典が挙行されました。本学の建学の精神である「報恩感謝」と「行学一体」も含意される三帰礼文（さんきらいもん）に始まり、入学式もないコロナ禍の学生生活を耐え抜いた卒業生への祝辞と賛辞が贈られました。

　引田弘道学長からは、災害大国日本においては、競争社会で勝つことだけでなく、多くの人と手を携える共助の精神を大切に、喜びを分かち合い、尊敬されることが重要とのお話をいただきました。

　また、南澤道人永平寺貫主（代読）からは、コロナ禍の無縁社会の虚しさを胸に刻み、わが身に起こるすべてを良縁とすべきとのお釈迦様の説法が贈られました。

　小島泰道理事長からは、卒業生記念品に刻まれた「They can because they think they can.（できるのはできると考えるからだ）」というウェルギリウスの名言をもとに、終わりのない精進の大切さを、またアメリカの英語辞典のウェブスターが2023年の単語に選んだ「authentic（正真正銘の、正統な）」の語をもとに、フェイクにあふれた社会で本物を見極める力の大切さを教えていただきました。

　その後の法学部学位授与式では、卒業生1人1人に卒業証書が授与されました。卒業生のみなさんは、愛知学院大学法学部の卒業生であることを誇りとして、愛知学院の仲間とともに、社会に羽ばたいていってください。また、同窓生として、いつでも教職員や仲間に会いに来てください。ご卒業おめでとうございます。