グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



トップページ >  教員紹介 >  教員一覧 >  石田 倫識

石田 倫識


プロフィール

【氏名】石田 倫識(いしだ とものぶ)
【職位】教授
【専攻】刑事訴訟法

略歴 1978年11月:出生(福岡県北九州市)
2001年 3月:九州大学 法学部 卒業
2003年 3月:九州大学大学院 法学府 修士課程修了
2006年 3月:九州大学大学院 法学府 博士後期課程 単位取得退学
2006年 4月:九州大学大学院 法学研究院 助手
2007年 4月:九州大学大学院 法学研究院 助教
2008年 4月:愛知学院大学 法学部 専任講師
2011年 4月:愛知学院大学 法学部 准教授
2013年 9月:バーミンガム大学客員研究員(2014年8月末まで)
2018年 4月:愛知学院大学 法学部 教授(~現在)
出身大学・大学院 九州大学大学院 法学府 博士後期課程 単位取得退学
取得学位 修士(法学)
研究分野 刑事訴訟法
研究テーマ 黙秘権・被疑者取調べ・未決拘禁・起訴の基準・自白の証拠能力・刑事再審制度
主要論文
  • 「被疑者の黙秘権に関する一考察」九大法学86号(2003年)
  • 「被告人の主張明示義務に関する批判的考察」九大法学91号(2005年)
  • 「保釈法制の改革課題」自由と正義59巻2号(2008年)
  • 「起訴の基準に関する一試論」法政研究78巻3号(2011年)
  • 「起訴基準の再検討 ―いつ捜査は終結するのか?」法律時報84巻13号(2012年)
  • 「捜査改革と起訴基準 ―公判中心主義の実現に向けて」法律時報85巻8号(2013年)
  • 「黙秘権保障と刑事手続の構造」刑法雑誌53巻2号(2014年)
  • 「被疑者・被告人の防御主体性 ―黙秘権を手掛かりに」『刑事司法を担う人々(シリーズ刑事司法を考える 第3巻)』(岩波書店、2017年)
  • 葛野尋之=石田倫識(編)『接見交通権の理論と実務』(現代人文社、2018年)
  • 「自白の証拠能力 ―自白法則と違法収集証拠排除法則」法学教室460号(2019年)
※詳細については、https://aris.agu.ac.jp/aiguhp/KgApp?kyoinId=ymdbyygdggy
主な担当科目 刑事訴訟法A・B/司法制度入門/外国書演習I・II/専門演習I・II

自己紹介

2008年度より本学に赴任してきました。愛知学院大学の皆さん、どうぞ宜しくお願いします。上述の略歴以下はやや堅苦しいと思いますので、もう少し気楽に自己紹介させてもらいます。

略歴にも書いたとおり、生まれも育ちも福岡です。僕の講義やゼミなどでは、聞き慣れない方言も出てくるでしょうが、聞き取れないときには、いつでも尋ねてください。容貌は見てのとおりです。学生時分には、しばしば友人から『最初は怖い人かと思った』と言われました。裁判傍聴に行ったときに、傍聴人のおじいちゃんから被告人と間違われたことも今では良い思い出です。裁判傍聴の思い出といえば、薬物の自己使用事件で、誰から薬物を購入したのかという点についてだけ、ひたすら黙秘を続けていた被告人に対し、傍聴席には私一人しかいなかったにもかかわらず、裁判官が、「その人は、今日ここにきていますか?」と質問したこともありました。被告人が傍聴席を確認し、はっきりと「来ていません」と言ってくれたので、ことなきを得ましたが・・・。

趣味ですが、これまで趣味の欄には、いつも野球、将棋、読書などと書いてきましたが、最近はもっぱら子育てです。(イギリス在外研究中の)2014年には3人目が生まれ、現在は三児の父です。大学構内を含むこの近辺のいろんな場所に子連れで出没するかと思いますが、見つけたときにはどうぞ気楽に声をかけてください。

学生のみなさんへ

僕もまだまだ勉強中の身です。皆さんと一緒に切磋琢磨できればと思っています。僕は学生さんを単なる教える対象とは考えていません。たとえ教師と生徒という関係であっても、相互に影響を与え、互いを成長させあう関係であるべきです。皆さんは一方的に教えられる対象ではなく、学問上の対等なパートナーです。僕はそういう関係を期待しています。皆さんの自主性・主体性を尊重するとともに、大いに期待しています。

講義紹介

講義では、刑事訴訟法などを担当しています。講義の意義や役割については様々な考え方があると思いますが、僕はさしあたり、①刑事訴訟法に関心をもってもらうこと、その上で、②日本の刑事裁判についての問題意識を共有してもらうこと、を目標にしています。本当にしっかりとした問題関心を育てることができれば、あとは自らの力で前に進みはじめるはずです。

既に僕の講義に出席していただいた学生さんはご存知と思いますが、講義ではどんどん皆さんからの意見を出してもらうようにしています。問題意識を育てるためには、ただ一方的なレクチャーをするよりも、むしろ皆さん自身でまずは考えてもらったほうがいいのではないかと思うからです。講義では、そのための(適切な)材料を精選して提供することを心がけています。オーソドックスに判例の事案を題材にして検討することもあれば、視覚教材を用いることもあるし、教科書のような専門書からでは得られない冤罪被害者の体験談なども題材として採り上げています。

刑事訴訟法では何を学ぶのか。もちろん学ぶべきことはたくさんあると思います。ここでは一つだけ。皆さんには、刑事訴訟法学を通じて、他人の痛みに思い致せる想像力を養ってもらいたいと願っています。

ゼミ紹介

ゼミ形式の授業としては、基礎演習I・II、専門演習Iなどを担当しています。ゼミ形式の授業の良いところは、なんと言っても、少人数であるが故に膝を交えて率直な意見交換ができるところにあると思います。そのためゼミでは、学生の皆さんが自由に発言できるよう、何よりもフランクで、気楽な雰囲気作りを心がけています。

もちろん楽しく気楽な雰囲気ではあっても、やるべき作業は決して楽ではありません。いずれのゼミでも、基本的には事前に文献を精読してくることを要求しますし、最低一度は全員の前でプレゼンテーション(報告発表)をしてもらいます。

その他、特に基礎演習I・IIでは、低学年対象ということで、大学で勉強するにあたって基本となる、『文献を読む』という作業に特に力を入れています(なお最終的には半年間で一冊の専門書を読むことを当面の目標にしています。)。文献を読むという作業は今後、必要不可欠の作業となるからです。また専門演習Iは、高学年対象ですので、学生の主体性を最大限尊重し、ゼミの運営、テーマの選別など、全て学生たちで決定してもらいます。