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学部長挨拶


~本学法学部生のみなさんへ~

法学部長/杉原 丈史

 愛知学院大学法学部は、1957(昭和32)年に中部地区の私学では初めて独立した学部として開設された、最も伝統ある法学部の一つです。これまで多数のOB・OGを輩出し、それぞれ社会の様々な分野の第一線で活躍されています。2020(令和2)年4月からは、長く拠点としてきた日進キャンパスを離れて名城公園キャンパス(MKC)へ移転し、愛知県のみならず、東海地方を中心に全国からこの新天地に学生が集まって、互いに切磋琢磨しています。
 さて、このページをご覧の方々(副題で呼びかけた新入生・在学生に限らず、本学部を進学先として検討している受験生のみなさんも大歓迎です)の中には、何のために法学を学ぶのか/法学部で学ぶのかと自問されている人も少なくないかと思います。かく言う私自身、かつては法学部に入ってみたものの、明確な目的を定めきれずに悶々としていた一学生でした。周囲の大人たちからは「法学部生はつぶしが効く」と励ましのように言われたものですが(今も受験生の保護者の方々からこうした言葉をよくうかがいます)、現在も大学で法学研究に携わっているということは、その言葉からイメージされるような「つぶし」を上手に効かせた人生とはいい難いでしょう。
 なのでこれから述べることは、そんな変わり者の振り返りにすぎず、後付けと言われたらそれまでかもしれませんが、法学部生だった当時の私は、条文や判例といった単なる言葉の羅列にしか見えない「法」が、世の中の全てではないにせよ、常にその主たる部分を支え動かし続けているという神秘(例えば、「権利」や「責任」、「契約」や「所有」、「犯罪」や「刑罰」、「人権」や「統治」といった、日々のニュースにも出てくる法律用語に改めて目を向けてみると、そうした働きを実感できるでしょう)を探ることで、自分のような者でも現実社会と何らか関わりを持ち、どこかに居場所を見つけられるかもしれないとの淡い期待を胸に、4年間を過ごしていたように思います。そして、そうした期待であれば、私もどうにか形にできたのではないかと考えるところです(「つぶしが効く」というのも、実はこうして今の世の理(ことわり)を予め学んでおくことに伴う副次的効果の一つと説明できるかもしれません)。
 このように法学(部)への期待の実現のし方は人それぞれなので、本学部では体系思考型と問題探求型という法学へのアプローチの異なる二学科を用意して、各々の教育の特色を活かしながら、就職(民間企業、公務員etc.)や進学・資格取得などできるだけ多様な将来設計をサポートすべく、学部教員始めスタッフ一同、日々邁進しております。一方、現実の世の中はといえば、これからも常に予想だにしない変化を私たちにもたらし続けていくことでしょうが、みなさんが卒業を迎え、本学部で身に付けた法学の専門的な知識や能力をお守りにして、社会という大海原へと漕ぎ出すその日まで、名城公園の新しいキャンパスで一緒に学んでいこうではありませんか。